貯金0から100万円貯めるオススメ

 人生における「住宅資金」、「教育資金」、「老後資金」これら3つは三大支出などと呼ばれています。健康的な暮らしをしていく上ではお金があるに越したことはありません。生活を潤わせるほど、お金はかかっていくものです。特に社会人として自立するうえで、100万円を貯めることは自信になりますし、有事の際にも確保しておきたい金額です。今回は貯蓄における第一歩として、貯金0円から100万円を貯める方法をご紹介します。

〇コツコツ貯めるなら

 結論からお伝えしますと、貯蓄が0の場合であれば、銀行や信用金庫で積み立てを行うのが最も堅実です。積み立てというのは、毎月決められた日に、預金口座から自動的に決められた金額が引き落とされ、別口座に貯められていくというものです。金額や期間は自分自身で決めることができます。

普通預金と違う点としては、引き出す際にATMでキャッシュカードを使い引き出すことができず、銀行窓口に行かなくてはなりません。更に言うと引き出しの際には、印鑑と本人確認書類が必要になりますし、簡単におろせないという点では面倒くさいかもしれません。

自分で別口座に管理すればいいのでは?と思う方もいると思いますが、この面倒くささこそに意味があるのです。

仮に、急な出費が発生した際に、通常の普通預金や手元に現金を置いておくと簡単に使えてしまうため、どうしても消費してしまうものです。また給料日当日や翌日に引き落とし日を設定しておくことがオススメで、「毎月の給与から積み立て金を引いた額で生活をする」という生活リズムが身に付きます。

そして、積み立てであれば毎月毎月貯まっていくことが目に見えてわかるため、貯蓄が楽しくなりますし、普通預金よりも若干ですが利息がつきます。更に気づけば大きな金額が貯まっていたという嬉しいことが起こります。

最後に、積み立てNISAや、積み立て型の投資信託、iDeCoなど巷にはたくさんの金融商品がありますが、昨今のような荒れた経済状況ですと、大きく元本を割ってしまうリスクがあります。あくまでも投資に精通している方で無いのであれば、元本が割れるリスクのない積み立て預金の方が安全であるといえます。(※現在、預金保険機構の制度により、通常の預金には元本1,000万円と利息については保証されています。)

普段お給料が振り込まれる銀行口座があれば簡単に始めることができますので、ぜひ初めてみてはいかがでしょうか。

〇100万円を貯める期間

 1年間 約84,000円 × 12ヵ月

 3年間 約28,000円 × 36ヵ月

 5年間 約17,000円 × 60ヵ月

 10年間 約8,400円 × 120ヵ月